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長野駅ビルMIDORI ADC、(ADC展)

長野ADC(アートディレクターズクラブ)で長野駅ビルMIDORIの空き店舗をお借りし会員による2週間毎のリレー展をしています。
第一弾は実行委員長の轟久志くん率いるトドロキデザインチーム

デザイナーの能力の1つに「見せ方」というものがあるのだと思います。
どんなに良いデザインでモノを作っても、見せ方が悪いと最悪。
またその逆もしかり。

「膨大なビジュアル」ショッピング施設だから「紙袋」…
同じ素材、アイデアがあったとして、じゃあどう見せる??

紙袋のサイズは?
マチのサイズは?
取っ手の色カタチは?
紙袋の数は?

トドロキデザインの見せ方はこうでした。
1つ1つを見せながらも全体の密度も見せる。
白い壁に華やかに映える。
通路を歩く人達の反応が答えです。

「スゴイ!」「面白い!」「可愛い!」

たくさんの商品が立ち並び
お金をかけた店舗が並ぶ商業施設の中で
一際で「ハッ!」っとさせられる空間が出現しました。

「魅せ方」

デザイナーの力だなと思いました。

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いきいき生涯学習

今日は、長野市専修学校各種学校協会の「いきいき生涯学習」という企画で、一般から応募いただいた年配の方やお母さん・お子さんの計6名とコサージュ作りをしました。場所は、僕の母校で非常勤講師を務めさせてもらっている長野美術専門学校。参加者の皆さんは、普段立ち入る機会の無い美術学校で、日々学生が学んでいる机で創作に没頭していただきました。
生涯学習の名のとおり、いつまでも何かにチャレンジしてみようという皆さんの気持ちがこちらにも伝わり、あっという間の楽しい1時間半でした。

マークの哲人 上原昌先生

デザイナーの上原昌先生がお亡くなりになられました。

上原さんは日本デザイン界の巨星である故亀倉雄策の弟子。そして僕が非常勤講師を務めさせていただいている長野美術専門学校校長の、日本デザインセンター勤務時代の先輩(上司)。その関係で、学校を通じて何度かお会いしたことがあり、学校の顧問講師もお務めいただいていました。上原先生の代表作は何と言っても「トヨタ」のエンブレム。そして「アサヒビール」のロゴ。企業の哲学を見事に反映しつつ、日本中・世界中の人々の目に長年さらされながら機能する「耐久性のあるデザイン」です。とかく華やかなアーティスト気質のトップデザイナーが目立つ中で、決してスターデザイナーでは無かった上原さんですが、先生のデザイン哲学が盛り込まれた作品は、巨大なクライアント企業と渡り合える重厚な説得力があるものばかり。校長の言葉を借りてまさに “マークの哲人”。お話しも力強く、派手な言葉は使わず、僕らにも真摯に丁寧にお話し下さりました。

「マークについて、私は…」
マークが伝達すべきメッセージには「意味」と「イメージ」があり、この両者は象徴的な図形の中にバランス良く共存していなければならないと考えます。意味性が突出しているマークは、分かりやすいがイメージが膨らみません。逆の場合は、見た人が戸惑う。これは車の両輪のようなもので、バランスがとれていないと、目的の方向にうまく進まないことになります。 マークのデザイン開発作業で最も大事な課題は、まさに、この両者の「バランスの接点」を見つけ出すことであると考えます。~上原昌HPより~

ご冥福をお祈り致します。

 

toyotaasahi

松本クラフトピクニックを終えて 〜木のリボンは染めてないよ〜

松本クラフトピクニック、今年も終わりました。
たくさんの方々にご来店頂き本当にありがとうございました。

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相変わらず反応よく、何よりありがたいのは「木のリボンだって〜」と看板の名前に口にしていただけること。
そして見ると「あ、なるほど!」と納得…そんな思考の流れを道行く人から毎回感じ取ります。改めて名前って大事だなと思います。
あと、道行人に多いのが「カツオ節みたい」「アイデアだねー」「染めてるのかな?」です。

木のリボンにはこだわりがあります。

染めないこと。
全て自然のままの色です。鮮やかな赤や黄色の木もありますが、どれも無着色。木のそのままの色です。
ひとくちに木と言ってもさまざまあるんだなと感心します。

あまり工作しないこと。
幅、厚さ、長さ、裂けていたり、よれていたり状態はいろいろですが、それも楽しい。
接着剤は使いません。他の装飾も極力使いません。
なるべくカンナで出た素材そのままを使うようにしています。

名前を大事にすること。
堅い木から、こんなにも柔らかく美しい素材が出るのだな…と感心したのが最初。
カンナ屑がリボンに見えた、最初の衝動というか感動を大事にしたい。

木工の主役はあくまで削った木材の方だと思っています。
そこから職人やクラフトマンの手によって生み出される、家具とか皿・器とかカトラリーとか
知識と技の結晶は本当に凄いです。

木のリボンはリボンらしく、主役に添うような作品でいたいと思っています。
素材の美しさが活かされていて、自然な佇まいで、
だけどシンプルなプレゼントが華やぐような、ちょっとウキウキしちゃうような
そんな作品になったら良いと思っています。

松本クラフトピクニック

今年も松本クラフトピクニックに出店いたします。

松本クラフトピクニックは松本市あがたの森公園で行われるクラフトイベントです。毎年5月に行われるクラフトフェアと違って、きびしい出店選考も無く、ワークショップや実演を中心としたイベントなので、皆さんじっくり時間をかけて作ったり見たりと、実にのんびりとしたイベントです。

2018年10月13日(土)・14日(日) 10:00~16:00  【雨天決行】
あがたの森公園   長野県松本市県(あがた)3-2102-4

http://matsumoto-crafts.com/craftspicnic/

雑貨クラクサ閉店

善光寺から中央通りを下って最初の信号機の角にある「ぱてぃお大門」は、心地よい中庭を囲むようにレストランや喫茶、おやき屋さんなどが店を構える、整備された蔵作りの空間。この中にある雑貨クラクサが閉店することとなりました。狭い店ながら長野市近辺の手作り作家の丁寧で個性的な商品が並び、その中に木のリボンも少しだけ置いてもらっていました。そして、月に一度だけ店先でワークショップをさせてもらい、ふらっと訪れる観光客の方々に楽しんでもらっていました。奇しくもヤンネと同じ年に閉店となってしまい、どちらも僕にとっては数少ない取扱店ではありましたが、始まるものあれば、終わるものあり。。。また新たな展開へ進むための終了と思っております。クラクサ参加作家の皆さま、運営の皆さま、お疲れ様でした。そしてありがとうございました。

8月25日(土)13:00〜15:00 クラクサ最後のワークショップ
8月26日(日)10:30〜17:00 クラクサ最終営業日

ヤンネ終了。

長野県須坂市で、「アトリエとお店ときどき教室 ヤンネ」という雑貨店を運営していました。週末だけの営業でしたが丸8年。オリジナル商品を置き、店番をし、イベントを企画したり、出張店をしたり。ワイワイガヤガヤ楽しく雑貨店を営んできましたが、この度「終了」することとなりました。

ヤンネ運営の中心メンバーは、デザイナー・イラストレーター・パッチワーク作家・カメラマンの、クリエイターズユニット「nana*t(ナナット)」。結成10数年の気心知れた仲間でありつつ、それぞれフリーランスで活動するメンバーが、各々の予定をやりくりしながら交代で店番。イベントや作業があるときは集まって楽しみながら行う。作品があれば持ち寄ってヤンネで販売。そんなスタイルでした。
店舗は築100年の古民家を仲間で改装して活用。冬寒く、夏暑く、重厚な造りのわりに2階はギシギシで、途中、道路拡張のために20mほど「曳家」も行われ、少しずつ変化しながらも続けてきました。

何事も始めるときは「勢い」で意外とできるものですが、続けるとなると大変。特にお金が絡んでくること。信頼は最も重要なポイントです。
その点、僕らは本業がそれぞれ「独立」「自立」しており、だからこそヤンネ活動に「遊びの要素」が多くても「奉仕の要素」があっても、カバーし尊重しながら継続できたのかなと思っています。
とはいえ、8年も経てば開店当初と体制やそれぞれの生活スタイルも変わってきます。家族が増えたり、本業がいそがしくなったりして、週末だけの店番とはいえ埋まらなくなることも。
お店として変化をつけたり鮮度を保つ努力や発信も必要になりますが、日々の忙しさに「おろそか」になってしまった部分もあったかもしれませんし、メンバー内でも負担が偏ってしまったのも事実。
それでも、個人ではできない活動や、認知度、交友関係など、僕自身「ヤンネ」の恩恵を十二分に受けており、何にも替えがたい存在であったことは間違いないことです。

終了祭には多くの方々にお見えいただけました。本当にありがとうございました。
最後も僕ららしく(?)賑やかに楽しく、相変わらずカオスな恩返しをして、ヤンネ8年間に幕を閉じました。

因みに、ヤンネ主要メンバーであるnana*tは存続しています。
もともと「お店」はもちろん、共有スペース・共有財産を持たない身軽な集まりの僕たちは、ヤンネを終了することで「重い荷物を下ろした」格好になります。
ちょっと肩が軽くなって、メンバーそれぞれ自分の活動に力を入れるも良し、また新たな活動を始めるのも良し。そんな前向きな終了だと思います。

最後に、ヤンネを楽しんでくれた全ての方々に心から感謝いたします。
ありがとうございました。A0615A0635 A1242A1570