カテゴリー別アーカイブ: その他

お祝いブーケ

結婚する方に贈られるブーケのご依頼をいただきました。
製作工程的には一緒ですが、贈り手・受け手の気持ちを想像し、渡されるシーンを想像しながら作る作業はまた格別。心を込めて作らせていただきました。おめでとうございます。IMG_7250

長野ADC年鑑2017 完成

本業グラフィックデザイナーとして加入してる、長野アートディレクターズクラブの作品年鑑が完成しました。今回は自分がアートディレクションとしてかかわらせていただきました。
メンバーを始め、多くの方々にご協力いただいたことにあらためて感謝です。

ADC年鑑の主役はやはり収録されている中身。それぞれの作品が、より良く、わかりやすく見えるように配慮しながら作成しました。表紙まわりは・・・<デザイン>と名のつく冊子ですので大いに悩んだのですが、審査告知&作品募集要項のデザインを踏襲したものとしました。

この本、半透明のカバー用紙が2枚巻かれています。つまり表紙とあわせると三層になっています。ぼけた文字はCGによるモノでは無く、カメラマンがわざと「ピンぼけ」に撮影したもの。ボケ加減は3タイプあり、それを表振り分けて配置しています。

まだまだはじまったばかりの長野ADC。今後どのような形になっていくのか、まだ「薄ぼんや〜り」している部分はありますが、そこにまた期待を込めて。_0012026 _0012027

グラフィックデザイナー佐藤晃一

賑やかな2次会の宴が最高潮になるかという時間帯、見知らぬ方から声をかけられました。
「相澤さんですか?佐藤先生が呼んでいますので来て下さい。」
急いで席を移すと、にこやかなお顔の佐藤晃一先生がいらっしゃいました。

2012年6月9日、JAGDA(日本グラフィックデザイナー協会)の通常総会・全国大会は、
富山県の富山国際会議場 3Fメインホール+ホワイエで行われました。
全国から出席した有名・無名デザイナーが一堂に会し、もの凄い熱気でした。
再会を喜び合う人々、初めての出会いに名刺を交換し合う人々。
デザインという職業を通じて、日本中のJAGDA会員が集っています。
僕も長野のメンバーと共に、交流を深めていると程なくして1次会は修了しました。

2次会会場は市内の複数の居酒屋に向かうそれぞれのバスに乗り分かれました。
大御所のデザイナー達も運営サイドの指示で程よく振り分けられた模様でした。
バスの一番後ろの席に座ると、どこかで見たことのあるような、
はじめてお会いするような方がいらっしゃいました。
とても日本を代表するデザイナーといった感じの威圧感はなく、
ちょこんと、そしてにこやかに座っていらした男性に、
僕は「もしかして佐藤晃一先生ですか?」と声をかけました。

佐藤晃一先生は戦後の日本のデザインを牽引されてきた方のお一人。
緻密な印刷設計で生み出される表現、グラデーションを多用する奥深い表現は圧巻の美しさで、
まさに「佐藤晃一のデザイン!」という印象。
多摩美術大学のグラフィックデザイン科の教授も長年されており
自身のお仕事、デザイン教育、デザイナーの輩出と、その影響は僕が語るまでもなく多大なものです。

先生はJAGDA年鑑の審査員も長年務められています。
2008年のJAGDA年鑑に僕の作品がはじめて掲載された時、
各賞とは別に審査員が気になる作品を1点挙げる「 This one ! 」に、
僕の「リンゴのポスター」を選んでいただいたことがあります。
そのときの興奮はいまでも忘れられない記憶ですが、
それ以前もそれからも、先生とは1度もお会いすることはありませんでした。

ところが2012年の富山での2次会へ向かうバスの後部座席。まさかバッタリ隣り合うとは。。。
こんな機会は無いと思い、思わずご挨拶をさせていただく事ができたのです。
「リンゴのポスターで「 This one ! 」に選んでいただいた相澤と申します!」

2次会が中盤に差し掛かる頃、佐藤先生に呼ばれ隣の席に。
「あの作品は、どうやって作っていたのか気になっていたんだよ。。。教えて。」
先生はそうおっしゃいました。
僕は素直に説明しおえると、手品のタネを知ってしまった子供のような無邪気な笑顔で、
「な〜んだ、聞かなきゃ良かった〜」と先生は笑いました。
意外と手法自体は手の込んだものではない作品であることは自覚していました。
実際、2008年の「 This one ! 」選出の先生の講評でも、発想というか、目の付け所を褒めていただきました。

僕は「教えなきゃもっと興味を持っていただけたかも…」と心の中で思いましたが、
「 This one ! 」に選んでいただけたことでどれだけ勇気をいただけたことか。
その感謝のお返しとしての「種明かし」「ネタばばらし」は、
もうこの手法は今後使わない。(また新たな表現方法を探していこう)と区切るには十分な出来事でした。

あれから4年。
今年の5月24日。71歳で佐藤先生はお亡くなりになりました。
日本・そして世界のデザイン界に膨大な作品と影響をあたえて。。。
雑誌「アイデア」375号 「佐藤晃一の自由研究」を手に、ふと思い出す1度だけの先生との交流。

そんな2016年の秋です。img_6484

自然の影絵巻

松本城正面にある市営駐車場。古い作りらしく中は狭めで暗い。。。そんな中、1-2Fの一部だけテント時の布が張ってある一面があります。そしておそらく外には蔦が張り、差し込む光に透過されて美しい影絵を描き出していました。帰ろうと下り坂を出口に向かわせている途中に飛び込んできたこの景色に、思わず車を止め写真を撮りました。。。写真を見て「長谷川等伯」のよう…と言ったのは友人の銅版画家。13310364_487630531433316_6100535583296076398_n 13325588_487630564766646_8979734989432566729_n 13339693_487630494766653_1663701633736526947_n 13335778_487630521433317_2508426036073360090_n 13343014_487630508099985_5496992415958145595_n-1 13263810_487630551433314_515403391928352317_n

IPT2015来場者が選ぶグランプリ あなたのお気に入りポスターに投票!

世界ポスタートリエンナーレトヤマ(IPT)2015は、世界57の国と地域より総計3,845点のポスターが寄せられ、その中から約380点ほどが入選するという厳しいコンペです。第11回となる今年のトリエンナーレに初入選した僕の作品「酒瓶の新幹線ポスター」ですが、この度発表された「IPT2015来場者が選ぶグランプリ あなたのお気に入りポスターに投票!」で、なんと第4位に選んでいただきました。しかも上位3点はどれも入賞作品というすごい作品。それに続く票を来場者から頂戴できるとは夢のようです。。。
今年はこの作品でいろいろと名前を覚えてもらいました。こういう作品づくりのチャンスをいただけた、長野県デザイン振興協会、長野ADC、IPTの各関係者様、クライアント様、投票くださった53名の方々に感謝です。

http://www.pref.toyama.jp/branches/3042/ipt/ipt2015_favorite.htm

これからも驕る事無く、楽しんでデザインに向き合っていきたいと思います。

 

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+ドライフラワー

お世話になっている小諸市「夢・ハーベスト農場」。いつもあたたかく迎えてくれる素敵な農場です。季節ごとに賑わいを見せる花やハーブももちろん素晴らしいのですが、農場内のコンテナで小林さんが作られているドライフラワーもとても楽しい。種類も豊富でついついいろいろ欲しくなってしまいます。。。今回久しぶりに伺ったついでにいくつかを譲っていただきました。そして木のリボンとのコラボレーション作品を試作しています。

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中条

昨日は長野市中条(旧中条村)にある、木工作家コバヤシユウジさんの工房「MWC.WORKSHOP」へカンナ屑をいただきに行きました。昨年から考えるとこんなにも中条へ行く機会が増えるとは思いませんでしたが、この道中がいつ来ても心地いい。。。信号の少ない道路は快適なスピードで程よい起伏をやりすごし、川に沿って常に道が蛇行しているのでスピードが極端に出過ぎず、絶え間なく景色が変わっていきます。(住んでいる人は感じ方が違うと思いますが。。。)長野市の自宅から15kmそこそこなのに、いつ来ても季節がものすごく明確に感じられ、それがまた心地いいな〜と感じるのです。木の粉まみれになりながら工房でカンナ屑をGETし、40オーバー男同士スイーツを食べながら次の作品の展望を楽しく語り、心地いい中条の時間は過ぎていき写真 1ました。

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ライフデザイン信州2014

木のリボンの事ではありませんが、ようやく少し落ち着いたので…

長野県デザイン振興協会主催のデザインコンペ「ライフデザイン信州2014」が今年も行われ、10月8日の公開審査~10月31日の授賞式と慌ただしい日程を無事終えました。

今年は「信州+北陸」という新幹線延伸を見すえた難しいテーマでしたが、何とかグランプリを頂戴することが出来ました。個人的な結果もさることながら、運営委員でもありますので毎年の動向が気になるのですが、今年は長野デザインにとって(特に参加デザイナーにとって)本当にとても重要なコンペとなりました。審査員でグラフィックデザイナーの左合ひとみさん、同じくグラフィックデザイナーのはせがわさとしさん、石川県デザインセンター事務局長の志甫雅人さん、そして富山大学教授の内田和美さん・・・みなさん豊富な経験・見識・立場から鋭い指摘やあたたかい言葉を惜しみなくいただきました。また、コンペの結果を踏まえ、その作品をどう社会へ展開するか非常に具体的なアドバイスやサポートをしていただける「希望がもてるコンペ」となりました。「ただ審査をして終わりでは駄目…」というのはライフデザイン信州始まってからの課題です。みんながその言葉を使いました。でも実際その先へ繋げようとするのはデザイナー個人に委ねられていました。「委ねる」というと「託した感」がありますが、実際は協会としてのサポートが出来なかったように思います。確かにいいデザインを作るのは難しい。でも活かすのはもっと難しい。しかしそれをしてこそ「デザイン」だし、さらなる価値を社会へもたらせるのかもしれません。まだまだデザイン振興協会自体が受賞作品を社会へ展開できるわけではありません。「出来なかった」のか「してこなかった」のかしっかり反省していきたいとも思います。

それでも一段落。ホッとしつつもウカウカしていられないのが実感です。提案部門賞の轟理歩君(Reach)や、中原謙一君(ZERO ICHI)、廣田 義人君(机の上)などすごい完成度でムチャクチャ恐い。。。いや、いやいやこれはムチャクチャ楽しい!今までだって何度も嫌になったり投げ出しそうになったこともあるけど、こんな「競い合って磨いていける環境」ならもっともっとチャレンジしていきたい!そう思えるコンペだったから。

ちなみに作品は「日本酒の酒瓶のフォルムを新幹線特有の流線型に見立てたポスターです。北陸新幹線が繋ぐ長野ー新潟ー富山ー石川の各県1酒蔵をPRしています。車と違い新幹線の旅ならお酒を飲めますね。また居酒屋のメニューには各県の酒が並んでいます。飲み比べながらいろいろな県を楽しく旅するように。。。と、そんなようなイメージを持ちつつ制作していました。酒瓶とすぐにわかったら面白くない。新幹線を感じなかったらわからない。。。ぎりぎりのところを狙ったつもりです。」

おしまい。naganoniigatatoyama kanazawa